吹田市立佐竹台小学校の校庭で12月12日、少年軟式野球のクラブチーム、佐竹台ストロングアローの体験会が、日本プロ野球選手会と日本マクドナルドの協力で開かれました。なんとなんと、スペシャルゲストとして、阪神タイガースの小川一平選手[66]、小幡竜平野手[38]が来てくれました。

ゲストの球団・選手名は、登場するまで誰にも明かされていませんでした。
日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポーツニッポンの記者・カメラマンが注目するなか、開会式で『六甲おろし』のBGMが流されると、縦じまのユニフォームを着た小川、小幡両選手が、校舎の階段から颯爽と下りてきました。子どもたちからは、絶叫のような歓声と拍手喝采が。まるで、甲子園のライトスタンドのような盛り上がりようでした。




24歳の小川選手は、2019年入団の投手。今年9月のヤクルト戦で初勝利をあげた、将来の先発ローテーション候補です。ニックネームは、焼きそばの一平ちゃんから「一平ちゃん」。

21歳の小幡選手は、2018年入団の野手。今季はサード、セカンド、ショートを守り、10割近い守備率を誇ります。セールスポイントの守備力と走力を生かして、数々の勝利に貢献しました。ニックネームは、お笑い芸人「おばたのお兄さん」から「お兄さん」。
体験に参加してくれたのは、地域の小学生男女19人。両選手、ストロングアローの部員たちと一緒に、リアル野球盤、ストラックアウト、ベースランニングリレーを楽しみました。



リアル野球盤では、ここ一番の勝負強いバッティングにも定評がある小幡選手が、見事なアーチを幾筋も描いて、子どもたちの目を丸くさせていました。

ストラックアウトでは、マックス153キロの小川選手が、慣れない柔らかなボールながら、見事9枚中6枚抜きを達成。その剛速球と確かなコントロールに、子どもたちは憧れの眼差しを向けていました。

ストラックアウト終了後、小川選手が小幡選手に、こそっと「オレ6枚だったけど、何枚抜いた?」と張り合う、微笑ましい姿も見られました。













体験会が終わると参加したみんなは「プロ野球選手が近くで観られてよかった!」「野球っておもしろい! また投げたり打ったりしたい!」と満面の笑みを見せていました。

佐竹台ストロングアローは、主に佐竹台小と高野台小の子どもたちが入部しています。見学・体験はいつでも受け付けていますので、お気軽に公式サイトからお問い合わせください。小学校で、お子さんがストロングアローの部員に声をかけてもらうのもOKです。