少年野球は「お別れ大会」の季節です。淀川河川敷で12月13日に行われた『東淀川ブラックジャガーズ杯』の一戦、グリーンファイターズ(東淀川区) 対 吹田TNを撮影しました。試合前にファイターズ・蓮池監督とTN・樽井監督の対談があり、蓮池監督は「今日は7回まで戦って、抽選になるような試合がしたい」、樽井監督は「(お別れ大会と言えども)とにかく最後まで真剣に戦います」。熱血漢の両監督らしい、非常に熱い言葉が聞かれました。(子どもたちの表情を中心に、順不同で少しずつアップします)













その通り、まるで府・全国大会予選のような緊迫した熱戦になりました。両チームの投手とも、冷静ながらも気迫を感じさせるピッチングを見せました。また、TN外野手の全力疾走からのジャンピングキャッチ、ファイターズ内野手のファールグラウンドでのダイビングキャッチなど、要所で守備のファインプレーが続出して、試合が引き締まりました。























結果は、3回にタイムリーヒットで1得点したファイターズが、TNの反撃をあと一歩のところで退け、7回1―0で逃げ切り勝ちしました。
TNにとっては、これが最後の公式戦となりました。敗れた樽井監督は、表情に悔しさをにじませながらも「素晴らしいチームと、こんな試合を最後にできて幸せでした。子どもたちの成長には本当に感動しました」。勝った蓮池監督も「子どもたちがTNの熱い気持ちを感じて、いつも以上の気迫を見せてくれたことが、勝ち負けよりもうれしかったです。今後の野球人生にも影響する試合でした」と、互いに相手チームへのリスペクトを表しました。
