吹田市高齢クラブ連合会・高野台シニアクラブ(楢崎裕弘会長。以下、クラブ)のみなさんが、地域の人たちのコロナ禍以降の運動不足解消に役立ててもらおうと、「高野台散策マップ」を作りました。

2020年春頃に始まったコロナ禍ですが、「明けた」といわれる現在においても、特にご高齢者の運動習慣が戻らず、体力低下を感じる人は少なくないようです。そこでクラブでは、ご高齢者だけでなく、地域の人たちみんなに活用してもらおうと、オリジナルの散策マップを制作しました。
吹田市高野台は、ちょうど60年前(1963年)にまちびらきした千里ニュータウンで2番目に歴史のある緑豊かな町で、緩急さまざまな坂道が多いことも特徴です。

散策マップには、「千里緑地通り」「ハナミズキ通り」「桜通り」など、四季折々の色や香りを楽しめる道々が紹介されています。さらに「寄り道スポット」として、地図を片手に「探索」を楽しめる、知る人ぞ知るような場所も(今回、モテあさ!カメラマンの岡野が撮影した写真も掲載されました)。坂の町高野台は、自分の体力にあった道を選ぶことで、体力の維持向上にぴったりの町です。
また、高野台と同時にまちびらきした津雲台の「千里南公園散策マップ」も付いていて楽しいですし、トイレの場所もわかるので安心。
散策マップは、千里ニュータウン情報館、花とみどりの情報センターなどで入手可能ですが、部数限定のため、勝手ながらスキャンデータをPDFにしました。私も散策マップで、町の魅力を(再)発見したいと思っています。