強さの秘訣は「意思疎通」だった! 中学軟式野球・高槻クラウン

中等部軟式野球のクラブチーム「高槻クラウン(高槻少年野球連盟所属。以下、クラウン)」をチーム関係者さんのリクエストを受けて取材しました。クラウンは今年度も含め、朝日旗北大阪大会優勝11度を誇る強豪であり、美しい入場行進でも名を馳せます。その強さの意外な秘訣に迫りました。

取材当日撮影
第40回朝日旗北大阪大会入場行進/2016年・万博記念球場
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チームは今年、府代表として秋の文部科学大臣杯・近畿予選に出場し「全国」まであと一歩に迫りました。さらに今月行われた第8回長柄杯・新人戦を制覇するなど、年優勝5回・準優勝1回の輝かしい戦績を残しました。

またOBには、第81回選抜大会(2009年)に出場した大谷川雅史さん(金光大阪)や、倉吉北からNOMOベースボールクラブを経て、独立リーグ・富山サンダーバーズに入団した町田一也さん(都市対抗・日本選手権に出場)らがいます。現在の部員数は3年生(引退)10人、2年生15人、1年生14人です。

第41回朝日旗北大阪大会に2チーム編成で出場した高槻クラウンは、優勝・準優勝旗を分け合った(公式ツイッターより転載)

前日に3年生が引退して新体制がスタートした12月24日、市立牧田運動場の練習を訪ねました。さぞかし、指導者の怒声が飛んで緊張感漂う風景かと思いきや… 監督のアドバイスのもと、部員たちは限られた時間と場所のなかで、トスバッティング・マシン打撃・走塁などに別れ、それぞれがキビキビとした動きを見せていました。また、お母さんたちはそんな様子を温かく見守り、お父さんコーチはピッチングマシンの操作や球拾いなどを手伝っていました。

マシンを操作するお父さん

同部出身で大冠高校OB、監督歴24年目の塩田武士さん(42)は、指導方針を「ガチガチに縛らず、自主性を重んじて自分たちで考えさせること。無理に一斉練習をせず、各自の長所や短所に合わせて皆が練習の機会を得られるよう心がけています」と話します。

マシン打撃を見守る塩田監督。クラウンは「攻撃野球」が特徴だ

明野タイガース出身の鮫島大河主将(2年)は口ぐせのように「考えよう! 考えよう!」とみんなに声をかけます。実際に部員たちは、トスバッティングで使う太さや重さの違うバットを自ら選んで試したり、走塁練習でマーカーの位置を一球ごとに確認しながらリード幅を調整するなど、淡々と練習する姿はありませんでした。

打撃投手を務める鮫島主将。一球ごとに打者に声をかけていた

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監督が目指す「考える野球」とは、決して自分の解釈だけで完結させるというものではありません。「大切なのは人の話をよく聴き、考えを伝えられること。疑問に思ったことは相談し、きちんと納得することで上達につながるんです」

スマホなどデジタル通信機器が中学生にも普及する中で「しゃべり方の上手下手ではなく、野球を通じて社会でも通用するコミュニケーション能力も身につけてほしい」というねらいも。

そのうえで、チームの強さの理由を他にも挙げました。

●基本的に学年ではなく実力でチームを編成し、チーム内のライバルを作らせて向上心を高める。

●監督・ヘッドコーチなど主要な指導者は固定し、感覚だけでなく計測数値や試合データを基にチームの方針を全員で共有する。

●「運動・休養・食事」を合言葉に、睡眠のゴールデンタイムの開始時刻と言われる22時までの就寝や、朝食をしっかり摂らせることなど、成長期である中学生ならではの心身づくり。

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鮫島主将にも話を聴きました。

―チームの雰囲気は? 「学年による壁が無く、練習中はお互い厳しい言葉もかけ合いますが、グラウンドから離れればチームメートは仲が良いです」

―入部したきっかけは? 「同じ明野タイガース出身の2つ上の兄が先に入部していて、チームの雰囲気を知っていたからです」

―軟式と硬式の選択については? 「特に考えませんでしたが、まだ成長期ということで母が体の負担を心配してくれたというのもあります」

―今後の目標は? 「今年果たせなかったチーム初の全国大会出場権を得ることです」

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取材終了後、駐車場で荷物を片付けるおかちんに、全部員で整列して挨拶してくれました。「今日は取材していただきありがとうございました!」 一呼吸を置いて鮫島主将が「(全国大会会場の)横浜にもぜひ撮影に来てください!!」。その笑顔に負けたおかちんは思わず「よっしゃ!」と返事をしてしまいました。期待して吉報を待ってるで~。

鮫島主将(左)と1年生部員が並んで笑顔。主将の名前「大河(たいが)」は、大きな河のように雄大に育ってほしい、という願いとともに、お父さんが熱心な阪神‘タイガ’ースファンだから

◆部員募集(見学・体験)
クラウンでは現在新入部員を募集中です。塩田監督は「まずは見学・体験に来てください。クラウンだけでなく、軟式硬式限らずできるだけ色んなチームを見て、よく考えて自分に合うチームを決めてもらえたら」と話しています。

詳しくは公式サイトにて。

取材ご依頼受付中
スポーツ大会・イベントなどをおかちんが無料で取材します。ご希望の方はおかちんまで電子メールなどでお知らせください ●催しや団体、学校、人などが対象 ●掲載媒体はブログまたは紙面、または両方 ●先着順ではありません ●内容等によってお断りする場合がありますがご了承ください。
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取材しました 高槻クラウン(ブログ記事予告)

みなさん、こちらは朝日新聞千里販売のおかちんこと岡野です。

取材リクエストを受けて今日(12月24日)、高槻市少年野球連盟所属の中等部軟式野球チーム『高槻クラウン』の練習のようすを市立牧田運動場に訪ねました。監督やキャプテンからチームの方針、雰囲気などを聴かせてもらいましたので、記事にまとめ改めてアップします。どうぞお楽しみに!

⇒12月25日夜、アップ予定。

50メートルダッシュに汗を流す部員たち。おかちんの知ってる顔も。
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今週末 ベスト16一気出揃う! 第41回朝日旗北大阪大会

みなさん、こちらは朝日新聞千里販売のおかちんです。

第41回朝日旗争奪北大阪大会は、今週日曜日に行われる10試合を経て、ベスト16が一気に出揃います。おかちんは、高槻市の南大樋運動広場で取材できるよう予定を調整中です。

12月7日時点のトーナメント表(吹田東部連盟公式サイトより転載)。
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「背番号を忘れてきちゃった」

11月19日に万博少年野球場で行われた開会式の写真を掲載しました。

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