球児たちが刻んだ軌跡 第101回全国高校野球選手権大阪大会

夏の高校野球大阪大会はここまでに、大阪桐蔭、金光大阪、東海大仰星、初芝立命館、履正社、桜宮、関大北陽、近大付が勝ち上がってきました。そして明日、ベスト4が出そろう予定です。大会はほぼ順調に進行し、決勝の日程は予定から1日遅れの29日と決まりました。朝日新聞千里販売のおかちんは、30日を最終取材日に設定していましたので、このままいくと今夏の取材はありません。そこで今回から、今大会の写真をランダムでお届けします。キミは写っているかな?

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山田コールド発進! 岡田・馬越が緑風冠を零封リレー 第101回選手権大阪大会

真夏日となった7月12日、万博球場で、第101回全国高校野球選手権大阪大会の1回戦、山田 対 緑風冠が行われました。山田はエース岡田の投打にわたる活躍などにより、7回コールド7―0で緑風冠に大勝しました。(ツイッター(@senriaclub)にもスナップ写真を中心にアップしています)

投打に大活躍した山田のエースで4番、岡田颯人
試合終了後、スコアボードに向かって校歌を歌う山田高校の選手たち
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試合前に球審から諸注意を受ける両チームの監督、責任教諭、主将。この後にジャンケンで先攻後攻を決める
試合開始前の「集合!」の合図にホームベース前にダッシュして集まる山田高校
ベンチで声援を送る緑風冠高校

ジャンケンに勝って先攻めを選んだ山田は初回、左前打と敵失で二塁に進んだ中川を、4番の岡田がセンター方向へのヒットで還して先制しました。続く山本には右越二塁打が飛び出し、敵失も絡んで追加点を奪いました。

1回表、山田高校は2死二塁から、4番岡田がセンター方向へ先制のタイムリー
二塁から一気にホームインした中川(主将)

1死一塁で5番山本がライト方向へ二塁打。敵失もあり、一塁走者岡田をホームインさせた
ホームインして喜ぶ岡田

緑風冠の三井浩司監督は試合前、「こちらは打撃のチームなので、好投手のいる山田から何としてでも先取点、できれば3点を奪ってペースをつかみたい」と話していただけに、結果的に非常に痛い失点となりました。

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緑風冠はこのままズルズルといきそうな雰囲気でしたが、なんとか後続をしのいだエース氷室は、その後の回も要所をしのぐ辛抱のピッチング。5回まで新たな失点を許しませんでした。

緑風冠のエース氷室

3回裏、緑風冠の9番島田は、平凡な内野ゴロで一塁にヘッドスライディング。「何とかしたい」気持ちが伝わってきた

山田2―0緑風冠の4回裏、緑風冠が反撃します。2死から敵失で出た走者を、5番西谷の右前打で三塁まで進め、打席には6番上山。試合前、玉元紹琉(しょうりゅう)主将は「自分たちで考え、マシンや打撃投手を前に出して、速球に振り負けないよう逆方向に」と鍛えてきた打撃も、低めにコントロールされた投球に空を切り、あと一本が出ませんでした。

 

甲子園にいてもおかしくないような、精悍な顔つきの馬越

膠着状態を破ったのは山田。6回表、暑さのためかスタミナが切れ始めた氷室を見逃しませんでした。先頭、岡田の中越二塁打を皮切りに、バントや盗塁など機動力を生かしながら、重本、上村、丸幸とこの回計4本のヒットを重ねて一挙4得点(山田6―0緑風冠)。これで試合がほぼ決まりました。

山田の6番重本はこの日3安打の大当たり
緑風冠の女子選手(2年生)。三井監督は「どの男子部員よりも気迫があり、練習も熱心。身体能力もあるので、試合に出せないのが残念」

7回表には、岡田、山本、重本の3連打で7点目。その裏をきっちり抑えた山田が7―0、7回コールドで大勝しました。この日、岡田は4打数3安打の‘猛打賞’です。

投げても岡田は、得意の制球力を見せつけて6回を2安打1四球無失点の好投。チームの主戦として申し分のない働きを見せました。7回に後を継いだ馬越は、スピードボールをうまく散らして打者に的を絞らせず、見事な零封リレーを完成させました。

試合後、山田の中川桜輔主将は「今日はとても暑かったけど、あえて厚着で走り込みをしてきた成果もあって、誰も最後までバテずに戦えました。でも、点を取れる場面を何度か逃してしまったので、今後はもっとしっかり点を取って、岡田、馬越ら、信頼できる投手たちを支えてあげたい」と話しました。

金子恭平監督は「初戦の緊張感と暑さ、夜遅くまで降った雨でマウンドのコンディションが悪かった(この日はグランド整備のため試合開始が30分遅れた)こともあり、3回からやっと自分たちの野球ができるようになりました。そんな中でも岡田から馬越へのリレーがしっかりできたのは大きな収穫でした」と次戦への手ごたえをつかんだようでした。

山田高校の目標は「ベスト8」。課題を残しながらも、幸先の良く発進することができました。次戦は同球場で16日の12時から豊中高校と戦います。北摂地域の有力公立校同士の対戦に注目が集まります。

笑顔はじける山田高校のマネジャーたち

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