期間限定? 坊主頭のヒーローたち 初の近畿決めた山田高校野球部

秋の大会で「奇跡」の第3位。近畿大会に臨もうとする府立山田高校部員たちを追いかけました。最後に「奇跡」を達成した瞬間の大変貴重な写真も掲載しますので、どうぞお楽しみに!(主に野球部関係者さんからいただいた情報をもとに記事にしました)

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10月4日(日)、秋季大阪府大会の第3位決定戦で、全国レベルの強豪・履正社高校に逆転勝ちし、1984年の創立以来初の近畿大会出場を決めた府立山田高校。その瞬間からネットでは「山田高校」の検索ワードがトレンドとなり、翌日の新聞では朝日が地方面とスポーツ面で取り上げ、日刊スポーツでは何と、トップ1面をデカデカと飾りました(これには本当にビックリ!)。

月曜日、登校してきた部員たちは学校中から大賛辞を浴びて「ヒーロー」に。特に吹奏楽部員からは「私たちをゼッタイ甲子園に連れてって!」と、近畿大会を飛び越えて少々気の早いリクエストが聞かれたそうです。

でも、部員たちはそんな状況に浮かれることなく、火曜日から再開した練習にこれまで以上の活気で取り組んでいます。もちろん、中間テストの勉強と平行して。

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3回戦の浪速高校戦。北古賀君の一打に得意の機動力も絡めて2点を返し、同点に追い付いた場面。このプレーが部員たちに「強豪相手でもやれるぞ!」と確信させた(ガッツポーズの選手は1得点目の坂田君)

ここで、地域ブログならではのネタを1つ。今夏の新チーム発足後から同校野球部は、新聞記事などでも報道されているように、金子監督の方針でこれまで以上に「自主性を重んじるチーム」に変化しました。

声の出し方、練習メニュー、マネジャーの働きなど、指示を受けるだけでなく、多くのことを自分たちで考えて実行するようになったそうです。監督はできる限り部員たちの意見を尊重しています。

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そんな部員たちが考えたことの1つが「秋の大会が終わったら坊主頭を止めよう!」 先輩たちの夏が終わった後にみんなで話し合った結果、「高校で野球を続けない子が多いのは、坊主頭が嫌だからでは?」という発想から生まれた自主性だそうです。

試合後、球場外で帽子を取って監督の話を聞く山田部員。だいたいが坊主頭
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そして秋大へ―。 強豪私学との連戦が予想される山組に、恐らく大多数の部員が「やっと坊主頭から卒業して髪型でオシャレができる!」と、ほくそ笑んだことでしょう。ところが何とどっこい、この奇跡。部員たちの複雑な表情が目に浮かんできます。

いよいよ17日(土)から、西京極球場(わかさスタジアム京都)で近畿大会が開幕します。備えて、来週にはあのニャンコの額みたいな(ほんまごめんな)山田高校のグラウンドから飛び出し、本格的な環境での調整を予定してるそうです。(幸せやな~)

果たして「人生最後の坊主頭」を見られるのはいつの日までか。近畿大会まで? いや…やっぱり、あの場所でも!! そんなでっかい夢を抱かせてくれる彼らには、しばらくバリカン生活を送ってもらおうではありませんか!

履正社に逆転で勝利した山田の選手たちが、マウンド付近で大喜び(撮影/辻健治さん)※転載禁止
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泣いちゃっていいですか?… 母校山田が初近畿! 夢の舞台へまた一歩

本日(10月4日)、金スタ(舞洲)で行われた高校野球の秋季大阪府大会3位決定戦で、我れらが地元、府立山田高校が履正社高校に最終回に逆転して勝利し、同校初の近畿大会出場を決めました。今大会で山田は、初戦からこの試合まで7試合をすべて私学と戦い抜きました。これで、夢舞台「センバツ甲子園」へ、また一歩近づきました。(チーム関係者さんご提供の情報をもとに記事にしました)

試合終了後、応援してくれた保護者らに帽子を取ってお礼の挨拶をする山田高校野球部(2020.10.4 舞洲)

おかちんは今日、山田の試合経過が気になりながらも別のスポーツ大会の撮影でした。撮影が落ち着いてケータイを見ると、そこにはメールやDMの雨嵐。ある選手のお父さんからのメールを開けると…。

「ほんまに夢みたいです(大汗)
 履正社に勝つなんて(大汗)」

??? 私の単純な脳細胞では、その意味が瞬時に理解できません。でも、どのメッセージも「おめでとう!」「やりましたね!」ばかり。ツイッターのトレンドには「山田高校」が入っているし、Yahoo!のトップニュースにも「公立校が履正社に逆転勝ち」。これは夢か、うつつか、幻なのか…。

み、みなさん… 今回は超個人的な記事になっていますが、ブログ(ウェブ上の日記)ですもん。大丈夫ですよね。1984年(昭和59年)の創立以来、初の甲子園出場への期待。 泣いちゃっていいですか?…

試合の詳細は明日の新聞にまかせるとして、山田高校関係者さんから届いた情報をまとめます。

山田の先発、坂田君(春日ロジャース⇒茨木西中)は後攻めの履正社打線を5回まで零封しましたが、ついに6回、強打者塔下君(吹田市の少年野球、岸辺つくしクラブ出身)の豪快なソロホームランを浴びて先取点を奪われました。

山田はその後も履正社に数々のチャンスを与えますが、坂田君は崩れずに8回裏まで何とか踏ん張りました。

そして1点ビハインドのまま迎えた最終回、先頭の1番田村君(山田西リトルウルフ⇒山田中)が執念の内野安打で出塁すると、続く但馬君(山田西リトルウルフ⇒山田中)が落ち着いて送り、1死二塁。

さらに3番笹川君(箕面モンキーズ※⇒箕面六中)が四球を選び、一・二塁とチャンスを拡大したところでバッテリーにミスが出ました。山田の強みである走塁の作戦も成功させ、二・三塁と最高の形を作ります。そして、主砲・横田君(山田スワローズ⇒西山田中)が逆転の左越え2点タイムリーツーベースヒット! 9回裏もそのまま坂田君が投げ切りました。 ※笹川君はリンク先の記事、下から2番目の打席の写真。

試合後にはキャプテンの尾崎君(ホワイトタイガース⇒千里丘中)から「近畿大会でも頑張ります!」と決意の力強い言葉が聞けたそうです。

試合終了後のスコアボード(2020.10.4 舞洲)

山田高校は、誰もが認める? ごくごく普通の公立高校です。旧山田村地域の中の狭い土地に学校が建てられたため、グラウンドは本当に狭く、野球部は当然満足な練習ができません。

今大会での快進撃は、野球に対する情熱や技術だけでなく、仲間たちと共に目標を持って戦うチームワークの大切さを教えてくれます。

1つの例を挙げると、中堅手の北古賀君(少年野球佐井寺クラブ⇒佐井寺中)、左翼手の今立君(千里丘レッズ⇒千里丘中)、二塁手の田村君(前記)は、少年野球時代から中学校軟式野球時代まで、ずっと戦い続けたライバルであり友でもありました。「高校では一緒のチームで野球を」と3人で相談して、山田の受験を決めたそうです。

今、おかちんに届いているメッセージの中には、「あの頃、私の息子と戦った子どもたちの頑張りに感動しています」というようなものが少なくありません。大きく膨らんだ夢が、いよいよ地域を包み込み始めました。

近畿大会出場を喜ぶ部員たちですが、金子監督には「甲子園を目指す前に、木曜日から始まる中間テストの勉強をちゃんとやるように」と釘を刺されたそうです。

やっぱり、普通の高校生たちでした。

球場の外で、第3位の表彰状と盾を持って集合写真。金子監督は前列右端(2020.10.4 舞洲)
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月刊千里あさひくらぶ2019年10月号 ウェブ公開(ディオス北千里・産直市、千里青雲ノーマライゼーションの取組み ほか)

毎月最終日曜日、千里ニュータウン地域の朝日新聞に折り込んで発行している地域新聞『月刊千里あさひくらぶ』。10月号は、ディオス北千里の産地直送市、千里青雲高校ノーマライゼーションの取組み、この夏、甲子園大会で快挙を成し遂げた履正社高校など、元気一杯な話題を取り上げました。

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月刊千里あさひくらぶ2019年10月号

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