山田中V2達成! 夏の軟式野球大阪大会 準V・佐井寺中とともに近畿大会へ

35℃を超えて猛暑日となった7月31日、吹田市の万博記念野球場で、第58回大阪中学校軟式優勝野球大会の決勝戦がダブルヘッダーで行われた。吹田市同士の対戦となり、山田中が佐井寺中を3―2で下して見事連覇を達成、府内357チームの頂点に立った。両チームは8月8日開幕の第67回近畿中学校総合体育大会(近畿大会)出場権を獲得、12チームがトーナメントで全国切符を競い合う。なお、第3位表彰は佃中(大阪市)と千里丘中。※両チームとも部員の掲載許可が得られましたので、順次写真をアップします。

2年連続優勝の山田中
閉会式でダイヤモンドに整列する山田中(左)と佐井寺中
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◇万博 ▽決勝戦

1 2 3 4 5 6 7 R
山田中 0 0 3 0 0 0 0 3
佐井寺中 0 1 0 1 0 0 0 2

○…山田中は1点ビハインドの3回に投手の代わり端を攻め、2死満塁で5番・西森啓(2年)が走者一掃左越え二塁打を放って逆転した。同日午前の準決勝とともに先発登板したエース山田がそのリードを守り切り、見事本大会2連覇。佐井寺中は2、4回ともにバントや盗塁など機動力を生かして得点したが、いずれも最少得点。他の回の好機でもあと1打が出なかった。しかし、3回頭にエース田中から代わった安田が、4回以降はチームの好守にも助けられて無失点で切り抜けるなど、近畿大会に向けての好材料もあった。(敬称略)

▼3回表、山田中の逆転劇

山田中は1―3で迎えた3回表、この回から代わった佐井寺中の投手・安田を攻める。1死走者無しで、1番・田村が左越え二塁打でチャンスメーク。この気迫が効いた

続く2番・堀は、しぶとくショート後方へポトリと落としてチャンスを広げた

ここからクリーンアップ。3番・佐竹は3ボール2ストライクから際どい球を見送って満塁とした
4番・山田が内野フライに倒れた後、打席には2年生の5番・西森啓
簡単に追い込まれた後の3球目、真ん中低めの甘い直球を見逃さず「引きつけて思いっきりしばいた」打球は、グングン伸びて左翼手の頭上を悠々越えていった

走者一掃、逆転の3点二塁打。試合後、「チームバッティングを心掛けた結果。ウルフ(少年野球時代)は『自分が活躍したい』という気持ちが強かったけど、中学になってから気持ちが変わった」
これが優勝を決める一打となった
(おまけ)山田西リトルウルフが定期的に行う廃品回収作業の後に。西森をさがせ!(2016年3月26日)

▼山田中の初長打は2回表・西森貫の中越え二塁打!

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▼山田中が優勝を決めた瞬間

◆優勝した山田中・山田主将の話
「(7試合すべてに登板して)この夏は暑くて本当にしんどかったけど、足がつったりしなかったのは、3月に肘を故障した時に1カ月間走り込んで体力をつけた成果だと思う。そのおかげで、相手チームと戦うことだけに集中できた。決勝戦でピンチに2回マウンドに集まった時は、ベンチから『1つ、1つ、アウトをとろう』と伝えてくれたので、バックを信頼して投げることができた」

優勝投手、山田中・山田主将

「近畿大会でもあまり先を見ず、1つのストライク、1つのアウトをしっかりとる、いつも通りの野球をするだけ。さっきミーティングで加川監督から『下山の理論』(山の頂点に立っても、次の頂点にはそのまま平行移動することができない。新しい山には必ず一度下山してから挑む、という考え方)の確認があった。この優勝で浮かれず一度気持ちをリセットして、次の大会で戦おうと思う」

◆準優勝した佐井寺中・森川主将の話
「山田中には春の三島大会でタイブレークで勝利していて、やってくることもわかっていたつもりだったが、負けてしまって悔しい。でも、できることはやりきった。近畿大会では絶対に勝ってやり返したい。対戦は決勝戦になるので、勝って全国へ行きたい」

4回裏、内野安打で出塁した佐井寺中の4番・森川主将が、立て続けに二盗、三盗を決めた。佐井寺中は敗れはしたが、機動力では山田中に勝っていた

「佐井寺中の近畿大会出場は、僕たちが生まれた2003年以来。朝練やナイター練など、どこのチームよりも練習してきたという気持ちがあるので、初の全国大会出場を目指してチームワークで戦う」

佐井寺中のみんなが認める ‘エーススコアラー’ の山下君。まるで後から清書したかのような美しい文字。「チャンスでは、打ってくれるだろうな、と願いながら書いています」

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