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君にジャストショット!
平成24年6月10日(日)撮影 第36回朝日旗大会 古江台少年野球部 vs 春日イーグルス
 準々決勝(3回戦)。千里ニュータウン大会覇者の古江台少年野球部と、2回戦で強豪吹田クープスを破った春日イーグルスの対決。

 古江台は千里ニュータウン大会優勝後、まるで気が抜けたように元気がない。実力からここまで順当に駒を進めてきたが、あの決勝戦の勢いとは雲泥の差だ。木村監督は試合中に「ミスはいい!声を出せ!」と何度も発破をかけていた。


 一方春日イーグルスは初回に2点を失ったものの、吹田クープスを破った勢いに乗り3回に相手のエラーにつけこんで同点にするなど、粘りを見せる。特に春日イーグルスのエース上田大貴君([1]・6年)は、顔を紅潮させながらの奮投を見せた。

 上田君の粘りに応え、イーグルス打線が5回表につながる。またしても、気迫の一打がエラーを誘い得点。ついに勝ち越した。

 タイムリミットが迫るなか、古江台がその裏の最後の攻撃を迎える。ニュータウン王者の意地。古江台打線は、疲労がピークに達していた上田君を見逃さなかった。

 上田君の明らかに球威の落ちた棒球が、次々と叩かれる。ランナーが溜まり、一打逆転の大ピンチ。そこに痛烈な当たりが1,2塁間突破を目指して走り抜けようとする。しかし春日イーグルス平松佳也君([4]・6年)が、横っ跳びでナイスキャッチ!寸前のところで失点を逃れた。
 一息入れるイーグルスナイン。顔が真っ赤に上気した上田君は、マウンドに集まる仲間に小さくコクリ、とうなずいた。

 「勝利まであと1人」。しかし、上田君はすでにボールをコントロールする握力を残さず、四球を連発。古江台の打者は「待て」のサインを仰ぐまでもなく、明らかなボール球をただ見送る。結局上田君は、2連続押し出しを献上し、3−4と逆転を許してしまった。

 古江台は試合には勝ったが、今後の戦いに大きな課題を残した。「これで目標のベスト4まで来た。あとは勢いを付けて最後まで」と話す木村監督の熱い想いに応えるためにも、「元気な古江台」を思い出す必要がある。

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